ありがとう mixi 15周年
mixiユーザーの皆さまこんにちは。日記を書くのが趣味の mixi 責任者 Naney です。
このたび mixi は正式オープンから15周年を迎えることができました。ひとえに多くのユーザーの皆さまが mixi を利用し支えてくださったおかげでございます。まことにありがとうございます。これからも mixi は新しい友達を見つけ友情を深めあう場を提供し続けます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて皆さまが mixi を始めたのはいつ頃でしょうか? 今日は mixi が歩んだ15年がどのような時代だったか、いくつか振り返ってみようと思います。ぜひ、ご自身の15年と mixi での生活を照らし合わせて思い返してみてください。
2004年 mixi オープン
2004年、4月には営団地下鉄が民営化され東京メトロに、11月には新紙幣が発行され肖像画が福澤諭吉・樋口一葉・野口英世になりました。ニンテンドーDSが発売されたのもこの年ですね。
mixi は2004年(平成16年)の2月22日にプレオープン、そして同年3月3日に正式オープンしました。
Orkut[※1] や Facebook[※2] がオープンするなど 2004年はまさにソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)が世の中で使われ始めた年でした。mixi がパソコン向けのサービスとしてまずオープンしたこの年、OS は Windows XP (2001年)や Mac OS X 10.3 Panther (2003年)が使われていました。
2010年 招待状無しに登録可能に・mixi Touch 登場
2010年、2月にバンクーバーオリンピックが開催されました。12月には東北新幹線の八戸駅-新青森駅間が開通し、全線開通しました。
mixi オープンから6年、利用者数の増加と機能の充実で mixi 内でも知り合いとつながれるようになってきたことから、2010年3月1日に招待状が無くてもユーザー登録ができるようしました。これを機に mixi を使い始めてくださった方も多くいらっしゃいました。
2011年 東日本大震災と mixi・「足あと」から「先週の訪問者へ」
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震。最大震度7が観測された大地震が日本を襲いました。地震発生後は電話が殺到しとてもつながりにくい時間が続きました。電話網が混雑し、なかなか連絡が取れない時間が続きました。そんな中、mixi での投稿や最終ログイン時間表示をみて安否を確認したり、mixi メッセージで連絡を取り合ったりなどに活用いただきました。社会におけるコミュニケーションサービスの重要さを改めて感じました。2011年は日本が大きく変わった年だったように思います。
この年は mixi にとっても大きな変化の年でした。「足あと」から「先週の訪問者」への機能変更です。「ホーム画面でマイミクの投稿が表示される」「mixiアプリなど足あとがつかないサービスが増えてきた」「イイネ!で直接フィードバックできるようになった」などを背景にした変更でした。「足あと」廃止については賛否双方多くのご意見をいただき、mixi に対するユーザーの皆さまの思い入れを強く感じました。
2011年は筆者が株式会社ミクシィに入社し mixi を支えていく側になった年で、個人としても大きな転機を迎えた思い出深い年です。
2016年 昔の日記を振り返ろう
2016年はリオデジャネイロオリンピックがあった年です。「君の名は。」「シン・ゴジラ」と邦画が大ヒットしました。映画館に観に行くまではネタバレを読んでしまわないよう、ヒヤヒヤしながら SNS にアクセスしていました。もう2年以上経つのですね。
ASIAN KUNG-FU GENERATION が2004年に発売したアルバム「ソルファ」の再レコーディング盤がこの年の11月30日に発売となりました。mixi とは2004年つながりということで「当時を思い出すきっかけに」とコラボレーションキャンペーンが実現しました。
mixi ではキャンペーンの1つとして特設サイト「過去のmixi日記を振り返ろう!」を開設。mixi で過去に自分やマイミクが書いた日記が表示され[※4]当時を懐かしく振り返ることができるというものでした。
mixi (とmixi日記)は「黒歴史」という文脈で取り上げられることも多々ありますが、これも長くサービスが続いているからこそと受け止めております。読み返すとちょっと恥ずかしかったりしますが、そんな昔の自分があったからこそ今の自分があるのですよね。今の自分につながった当時の出来事の記録として大切に、たまには振り返っていただきたいなと思います。
2019年 そして mixi 15周年
そして平成最後の年となる2019年、mixi は15周年を迎えました。
この15年、1つの記事にはまとめ切れないほどのいろいろな事がありました。全部をとりあげると大変なことになるので今回はそのほんの一部をピックアップさせていただきました。
SNS はシステムがあるだけでは機能しません。そこに人々が集まり、つながり、その空間で交流があるからこそ「ソーシャル」なサービスとして成り立つものです。SNS mixi がこうして15年続いているのは、まさに多くのユーザーの皆さまが mixi を利用してくださったおかげだと思っております。
これからもスタッフ一同、新しい友達を見つけ友情を深めあう場を提供し続けるため頑張ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※1: 当時 は orkut と表記されていました。
※2: 当初 Thefacebook としてスタート。
※3: (出典)総務省「通信利用動向調査」
※4: 日記に設定されている公開範囲のみに表示されるものでした。